四方山話 子供の勉強について 我が家の事情

【ゴミ箱を見ると子供の今が分かる】

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ゴミ出しの日の朝、各部屋のゴミ箱を回っていると子供部屋の紙ゴミが1番多い。中三の1学期末のテストでは、やっと全教科総合学年1番になったようだ。
我が家の場合、公立学校以外は通わせるつもりが一切無い。先日の三者面談では「高校は都立なら西校?国立?戸山?日比谷も狙えるね~どこか決めてるの?」と先生に聞かれたらしいが、自分で決めたやりたい事が出来る高校に行くらしい。行きたいとかじゃなくて、そこしか行かないという。

自分でレールを敷く子

自分の進みたい学校はもちろん、職業もその先も勝手に自分でレールを敷いて、他校であっても有能な先生には何でも聞いて相談する。リサーチ能力とリテラシーは、私の周りにいる各専門分野の一流の大人達と彼女を引き合わせれば、放って置いても自分自身で獲得していく。
 
先日、夏休みに出たばかりの美術の宿題が終わったので、早速、東京藝術大学美術学部建築科卒の建築士に見てもらっていた。金属やプラのデッサンから緑や海の風景を描く場合の表現方法をほんの30分聴いて、それから3時間ほど自室でひらすら絵を描いていた。
 
彼女の場合技術や表現はもちろん、歴史や科学や方程式に至るまで、自分が覚えたいことはひたすら書く。教科書は全頁まるまる写真のように暗記しているので、時系列ばらばらに聞いても辞書みたいに内容を答えてくれる。
 
ずいぶん前に「なぜ兄は勉強をしなかったのか?」ということを話したときに”サヴァン症候群”について説明したことがあった。

塾の教育はパターン化されている

その”サヴァン症候群”に近い能力は自分にもあるような気がしていて、中一まで通った塾ではその力の伸ばし方は一切教えてくれなかった。だから、塾をやめて勉強の方法を変えたら成績があがったという。
 
実際に自分でトライ&エラーを繰り返し結果を出してるから、その方法論は揺ぎ無いものだろう。成績がいいことよりも、どうしたらよい成績が出せるか? その方法を自分で掴んだことの自信は、他人の成績に左右されたり、一時的な感情の起伏に左右されたり、他者を対象とした優越感や劣等感を抱きにくい。
 
で、本当に”サヴァン症候群”の症状を自分でコントロールしているのか? とても興味深かったけれど、どうやらそうでは無いらしい事が「ゴミ」で分かった。
 
彼女は”サヴァン症候群”の現象を「書いて覚える」という努力によって生み出すことも可能だ。と実践しているのだ。
それで解かった。彼女にとって一番のライバルは、10歳で勉強を止めて、蕎麦屋の皿洗いから6年かけて、家族全員だけでなく高尾山にお越しになるお客様をも笑顔にする蕎麦を打つ職人の兄なのだ。
 
実は彼、今人生の岐路に立っている。もう直ぐ22歳だが、職人の下積みが年齢的に認められる25歳前後まで、あと3年しかない。
 
ここにきて、ある有名観光地の「歴史ある老舗旅館で修行してみないか?」という声が掛かっている。料理の幅はもちろん広がるし、本物の料亭の日本料理を作ることが出来る。その老舗旅館の料理長は、栄茶屋で世話になっている料理長が一番最初に師事した親のような人である。

我が家お兄ちゃんと高校受験生の娘の話は、また次の機会に。

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